ハンギングプランツ沼・前編
こんにちは。スマイリープラスの吉田です。
筆者はここ数年、観葉植物にハマっているのですが、
そのなかでも特に「チランジア」を熱心に集めています。
「チランジア」はいわゆる「エアープランツ」と呼ばれる、中南米原産のパイナップルの仲間の植物。
▼チランジアのイラスト
なかでも、代表的な品種としては紐のようにもじゃもじゃと垂れ下がる「ウスネオイデス」
フェイクグリーンとしてもよく見かける大型品種「キセログラフィカ」
100円ショップなどでも売っている「イオナンタ」などがあります。
特徴的なのが「土に植える必要がない」という性質。
現生地では樹皮にひっついたり枝に絡まったりした状態で夜露を体全体から吸収して生活しており、土に根を生やして栄養や水を吸う必要がほとんどありません。
そのユニークな性質からインテリア界隈ではガラスの器に入れてディスプレイしたり
電球のような形の容器に入れ、天井から吊り下げて浮遊感を強調した飾り方なんかも流行したようですよ。
ただし「チランジア」は非常に蒸れに弱いという性質があり……
チランジアは根が殆どないため乾きやすく、こまめに霧吹きで株を与える必要があるのですが、
ガラスの容器(特に電球型のようにしっかり密閉するタイプ)は水分が長時間中にとどまってしまうため中のチランジアが蒸れて腐ってしまうケースが多いんです。
株を濡らした後は、なるべくすぐに乾く環境を作ってあげる必要があるということですね。
そこで筆者はチランジアが痛まない飾り方を模索し「インテリアバークやコルク樹皮などの木の板にくっつけ、板に紐を通して壁にかけて飾る」という方法を取っています。
人によっては流木の枝に付けて育てている方もいらっしゃるとか。
もともとの生態に近い飾り方なので植物も健康的に育てられ、
ウッディな質感が植物の緑に映えて渋格好いい見た目になります。まさに一石二鳥!
こうやって板や流木に取り付けたチランジアは窓辺に置いても格好いいですし、
シーリングダクトレールがあれば天井から吊り下げても良し!「ウスネオイデス」など、下に垂れ下がるようにして生える品種と特に相性のいい飾り方です。
インテリアグリーンとして、普通の観葉植物とは一味違う面白い葉姿を楽しめることでしょう。
▼シーリングダクトレールの例
<シーリングダクトレールのあるおススメのお部屋はこちら>
https://smileyplus.jp/build-2776858/room-11428289.html
植物を天井に吊って飾るスタイルは
特にこのようなコンクリート打ち放しの部屋と相性のいい飾り方だと思います。憧れますね~……
次回は、チランジアに続く流行のハンギングプランツ「ビカクシダ」についてお話したいと思います。
(後編に続く)