大阪レトロ建築紀行
大阪市内を散策していると目に入る、レトロなビル＆建築物。
今回は西区や中央区を中心に名建築をご紹介したいと思います！
①芝川ビル
所在地： 大阪市中央区伏見町3-3-3
竣工：昭和2年（1927年）7月1日
淀屋橋駅周辺に建つ、非常に風格ある佇まいのレトロビル。
特に目を引くのが入口周辺の個性的な装飾。南米マヤ・インカをモチーフとした意匠だそうです。
現在は中でバーやカフェ、アパレルのセレクトショップ等が営業しています。
②大阪教会
所在地：大阪府大阪市西区江戸堀1-23-17
竣工：大正11年（1922年）
お次は西区でも屈指の名建築「日本基督教団 大阪教会」！
深い色合いをたたえたレンガが、築１００年超の歴史を感じさせます。
国の登録有形文化財や大阪府の指定文化財にもなっています。
礼拝後のタイミングであれば内部を見学することも可能なようですよ。
③安田ビル
所在地：大阪市西区京町堀1-8-31
竣工：昭和11年（1936年）
靭公園の周辺にあるこちらのビルは、昭和２桁台ということで、西区のレトロ建築の中では比較的若めの部類でしょうか。
とはいえすでに築８５年を優に越えております。
ファサードの上部にあしらわれた長方形のスクラッチタイルと古代ギリシアを思わせる飾り柱が、
重厚な雰囲気を漂わせています。
共用部には木製のメールボックスや石造りの階段などがあり、レトロ感満載。
雑貨店など建物の雰囲気を生かした店舗が入っています。
④堺筋倶楽部
所在地：大阪市中央区南船場1-15-12
竣工：昭和6年
長堀橋駅より北に徒歩４分、堺筋に面するこちらのビルはなんと元・銀行。
2000年まで「川崎貯蓄銀行大阪支店」として使われてきたビルは、現在は人気レストラン「パンとエスプレッソ」の店舗として活用されています。
元銀行らしい高い吹き抜けと豪華な意匠を有しており、建築の美しさを楽しみながら食事ができる希少なカフェとなっています。
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